コンテンツマーケティングにおける目的別のKPI事例5つと改善のヒント

コンテンツマーケティングのKPI

企業として何か新しいことを取り組む際に必ずと言っていいほど”目的(ゴール)”が存在するはずです。

そして、その目的の達成度合いを測定するためにKPIを設定すると思いますが、コンテンツマーケティングにおけるKPIとは何でしょうか?

コンテンツマーケティングを実施する事で企業に様々ないい結果をもたらします。

コンテンツマーケティングを実施するメリットについては、「コンテンツマーケティングのメリット5つと企業が取り組むべき理由」で述べましたのでご参考下さい。

ここでは、企業がコンテンツマーケティングを実施する上での目的別KPI事例と改善のヒントを目的ごとにご紹介します。

ここから紹介する内容は、当然ビジネスモデルなどにもよって異なってきますので一例としてご参考下さい。

 

【目的1】ブランディング

コンテンツマーケティングを通してサービスや企業の認知度を高めたい=ブランド効果を狙う場合には、コンテンツマーケティングによって訪問者と接触できている数がKPIとなるでしょう。

ただ、単純に接触回数を増やすだけでは、それが必ずしもプラスの面に働いているとは限りません。訪問者がコンテンツに満足を得ていれば、自然と以下の数字も伸びるはずですから以下の項目をKPIとすると良いでしょう。

KPI例

  • 1セッションあたりの平均ページビュー
  • 平均滞在時間
  • 1コンテンツあたりのソーシャルメディアによるシェア
  • 1ヶ月当たりのリピート訪問ユーザー数

KPI改善のヒント

  • コンテンツの質(分かりやすさと専門性)向上
  • 記事の読み終わりに関連記事やレコメンド記事の表示と、その精度
  • 記事を読んでもらった人にソーシャルメディアをフォローしてもらう

 

【目的2】販売額

コンテンツマーケティングによって販売額を増やしたいという企業は多いのでは無いでしょうか。

コンテンツマーケティング経由で販売額が増えれば、それは広告費をかけていない為、利益率も大きく取れるでしょう。

販売額を増やす場合には以下のような項目をKPIとして定めるといいでしょう。

KPI例

  • ランディングページのCVR
  • ランディングページのページビュー数
  • 一人あたりの販売額

KPI改善のヒント

  • ランディングページのA/Bテスト
  • ランディングページへの導線位置のA/Bテスト
  • カートに商品を入れたタイミングで他商品のレコメンドとその精度を高める
  • サンクスページ(購入完了画面)で他商品のレコメンドとその精度を高める
  • 場合によってコンテンツ全体の戦略(ペルソナ・キーワード選定)見直しも

 

【目的3】エンゲージメント

企業やサービスに対するエンゲージメント向上(愛着心の向上)が行われれば、喜んでお金を支払ってくれる顧客が増えるため、営業・販売員のモチベーション向上や1顧客あたりの販売額も増えることでしょう。

コンテンツマーケティングの目的をエンゲージメントに置く場合には、以下のような項目をKPIとして定めるといいでしょう。

KPI例

  • リピート訪問数
  • ソーシャルメディアの投稿に対するコメント数やいいね!の数

KPI改善のヒント

  • ソーシャルボタンやLikeboxのデザイン・配置のA/Bテスト
  • コンテンツの質の向上

 

【目的4】カスタマーサポート

企業がtwitterをカスタマーサポートのようなツールとして利用することが増えていますが、これは顧客にとっても企業にとっても非常にメリットが大きいことです。これによって、ユーザーの真のニーズをつかむことが出来るため商品開発やリニューアルの貴重なデータとなります。

Softbankの孫さんがtwitterユーザーの会話に反応して会話をしているというのは有名な話ですね。

顧客が悩みや意見を述べたら、企業が会話を行い解決策を提示してあげることでカスタマーサポートが実現します。

コンテンツマーケティングによってカスタマーサポートを目的とする場合のKPIとしては、以下の項目を設定するといいでしょう。

KPI例

  • ブログへのコメント数
  • Facebookの投稿へのコメント数
  • twitterでサービス名や企業名が会話にあがる数

KPI改善のヒント

  • 会話を待つばかりでなく、会話しに行く
  • コメントを得られる投稿のA/Bテスト

 

【目的5】リードジェネレーション(見込み客情報の獲得)

BtoBのサービスを展開する企業がコンテンツマーケティングを実施する場合には、BtoB特有の購入ハードルの高さゆえ、いきなり購入をさせるのではなくて、メールアドレス獲得によって見込み客を囲い込み、ウェビナーやメルマガ等で段階的に商品の必要性を教育し、最終的に購入へ導くという手法を採る場合がほとんどです。

この場合には、より多く質の高いリード獲得が望ましいため、以下のようなKPIを設定するといいでしょう。

KPI例

  • CVR(メールアドレス入力フォームの送信完了率)
  • リードの正確性(偽名やいたずらでない正確な情報の登録率)
  • リードの質(狙い通りの見込み客である確率)
  • リード取得用ページへ遷移させる為のCTA(バナー)に対するCTR (クリック率)

KPI改善のヒント

  • リード取得に用いるPDFのA/Bテスト
  • メールアドレス入力フォームの入力必須項目を減らす
  • CTAデザイン・配置のA/Bテスト

 

【まとめ】コンテンツマーケティングにおける目的別のKPI事例

コンテンツマーケティングを実施する目的は企業によっても異なるでしょうから、ここでご紹介した内容が全てではありません。

大切なのは運用の中で目的を曖昧にせず、最後までやり抜くということではないでしょうか。

せっかくコンテンツマーケティングに取り組むのでしたら目的と、そのプロセスの達成におけるKPIを設定し、とことん追求をしましょう。

ここで紹介した内容があなたのコンテンツマーケティング成功のヒントになれば幸いです。