コンテンツマーケティングの効果測定方法と注意点について

コンテンツマーケティングの効果測定

貴社がコンテンツマーケティングを実施するのには何か目的(ゴール)があるはずです。

「売上を上げたい」「資料請求数を10倍にしたい」「ブランディングを向上させたい」「質の良いリード(見込み客)を獲得したい」……。その目的を達成するためには日々、効果測定していかなければなりません。しかし、何を指標として追いかけていけばいいか分からないという担当者も多いでしょう。

そこで、今回はコンテンツマーケティングの効果測定をどのように実施したらいいか、についてご紹介します。

1.ゴールを設定したら、中間に目印を定めよう

ゴールだけ設定して、コンテンツマーケティングを運用してもなかなかたどり着けません。それは、地図を持たずに知らない土地に行って目的地を目指すようなものです。地図があれば、「2個目の信号を右に曲がって、4ブロックまっすぐに進んで、カフェを左に曲がって……」という具合に、途中途中で中間の目印となるものを見つけて目的地を目指すはずです。

コンテンツマーケティングにおいてもこれは同じ考えです。たとえば、「資料請求数を10倍にしたい」というゴールを設定したとします。すると、それを達成するための中間の目印は、

  • 資料請求ページへの流入数
  • 検索順位
  • フォームのCVR

などと設定することができるようになります。

この中間の目印のことをKPI(Key Performance Indicator・重要業績評価指標)、目指すゴールのことをKGI(Key Goal Indicator・重要目標達成指標)といいます。両者は必ずセットになりますので覚えておきましょう。

2.KGI、KPIに関する注意点

2-1.KGIが変わることは基本的にあり得ない

KGIとKPIは必ずセットになると先ほど述べました。ということは、KGIが変わればKPIも必然と変わってくることを意味します(先ほどの地図の例でいえば、行きたい目的地が変われば、その途中にある目印も変わるので当然ですね)。

そもそも、企業はビジネス上の何かしら解決したい課題があって、コンテンツマーケティングを実施するはずです。その課題を解決することがゴール(KGI)です。ゴールに行きつくために中間指標(KPI)があり、中間指標を達成するためにコンテンツの設計をし、コンテンツを制作・発信しながら、適宜効果を見て改善していくという戦略をとる必要があります。

ですので、ゴールが変わるということはコンテンツマーケティングそのものの戦略をやり直しに近い形に戻す必要があるのです。

2-2.KPIの作りすぎもNG

KPIについて先にも述べましたが、「”重要な”業績評価指標」のことをいいます。重要な指標が何個も存在するのはおかしいことです。KGIを達成するための主要KPIが1~3個あり、主要KPIを達成するための小分けKPIが1~2個ずつというのが妥当でしょう(BtoBなのかBtoCなのか、また業種によっても違います)。

また、KPIは「そのKPIを追いかけ続ける事で本当にゴールに到達できるか」という視点で設定することが大切です。そうでないと、KPIは毎月達成しているのに、全くゴールに近づいていないという事態になります。

3.コンテンツマーケティングの効果測定は中長期的視点でとらえよう

よくあるのが、コンテンツマーケティングを3カ月(数か月)やってみたけど売り上げに繋がらないからやめてしまったというケース。コンテンツマーケティングの実施には時間もコストも多くかかります(よく、無料でできるともいわれていますが、社員を数名付きっきりにさせないといけないので、見えないコストがかかっているはずです)。

なので、途中で投げ出すのは非常にもったいないです。正しい効果測定をもとに仮説・検証さえできていれば、必ず徐々に結果が伴ってきますので中長期視点で取り組み続けましょう。多くの場合、ビジネスブログ活用によるコンテンツマーケティングの成長は以下のような曲線を描きますので、はじめのうち忍耐し続けられれば効果がドンドン上がってきます(正しい効果測定のもと、改善がおこなわれれば、の話です)。

コンテンツマーケティングの成長曲線

仮に、上司が結果を早く求めてくるような場合には、上記で挙げた成長曲線とKPIの進捗を定期的にレポートし、順調に進んでいることをアピールできれば納得してくれるのではないでしょうか。

最後に)地道な作業の積み重ねを忍耐し続けられたものが成功をつかむ!

極論、コレに尽きます。裏技的に早く効果を上げる方法は存在しません。コンテンツマーケティングの目的(≒行きたい場所)を決めたら、KPI(≒途中の目印)を定め、進捗を管理し続けます。その結果をもとに立てた仮説を検証するというサイクルを回し続けましょう。

こういった地道な作業の積み重ねが目標達成のもっとも確実な方法です。