【保存版】SEOキーワード選定方法と手順、必携ツール5選

SEOキーワード選定

SEO対策(検索エンジン最適化)とセットで必ず必要になるテクニックの一つ、「SEOキーワード選定」。SEOキーワード選定が正しく出来ているか、否かで結果として検索エンジン経由で獲得できるアクセスには大きな違いが生まれます。

たとえば、

  • 上位表示したは良いけどアクセスが来ない
  • アクセスは来るがコンバージョンに全く繋がらない
  • 検索上位(10位以内)には程遠く、難しそうだ

こういった課題は、正しいSEOキーワード選定を行うことで、ある程度は解消できるものです。あなたのWEBサイトにも正しいSEOキーワード選定方法を実施する事で、コンバージョンに繋がる濃いアクセスを獲得することが出来るでしょう。

今回は、SEOキーワード選定の順番を学んで頂くことを目的に作成いたしました。便利な無料ツールもご紹介しています。どうぞ、ご参考にして頂きWEBマーケティングにお役立てください。

1.正しいSEOキーワード選定とは?

では、そもそも「正しいキーワード選定」とは何でしょうか?様々、意見はあるかと思います。弊社では、正しいキーワード選定を以下3項目を満たしているワード、と定義します。

  1. 検索されるワードか?(≒市場規模)
  2. 顧客は検索するか?(≒需要)
  3. 現実的に上位表示するか?(≒競合)

上記を満たしたワードをリストアップする事で、コンバージョンに繋がる濃いアクセスを、長く運び続けてくれます。それでは、実際にこれら一つ一つを解説してみたいと思います。

1-1.検索されるワードか?(≒市場規模)

「このワードでコンテンツを作成すれば良さそうだ。」そう思い、ページを作成してみて上手く上位表示したは良いけどアクセスが流れてこない。これは、そもそも誰も検索しないようなワードでコンテンツを作成してしまっています。むしろ、誰も検索しないワードでコンテンツを作成すれば、競合は対策しないワードなわけですから上位表示する確率が上がるのは当然です。

検索エンジンユーザーのリテラシーが上がり、検索されるワードのレパートリーも多様になって来ているとは言え、検索エンジンで「検索されるワード」と「検索されないワード」は確実にあります。あなたは、検索エンジン経由でアクセスを獲得しようと思ったら、ここを強く意識してください。

実際に検索されているワードを知る術については後に解説しますのでご参考ください。

1-2.顧客は検索するか?(≒需要)

「1-1」の段落で検索されるワードを知り、コンテンツを作成して上手くアクセスを獲得出来たけどコンバージョンしない、離脱率/直帰率が高い、セッション時間が短い。これは、あなたの顧客が求めていない情報である可能性が高いです。

SEOキーワード選定を行う際には、顧客が検索するキーワードでなくてはいけません。且つ、キーワードに隠された悩みや欲求を解決してあげるコンテンツを作成する必要があります。

顧客は製品を購入するまでの過程で様々なキーワードを使って情報収集をします。このキーワードをドンピシャで狙い撃ちすれば、上手く存在を認知させることが出来て、コンバージョンに繋げる確率が上がるわけです。100%狙い撃ちする事は難しいですが、方法については後ほど解説します。

1-3.現実的に上位表示するか?(≒競合)

検索エンジンで上位表示する為に、「被リンクの数と質」は重要な要素です。数年前と比較すればドメインの運用歴、被リンク数に関わらず上位表示しやすくはなりましたが、今後も無視できない要素として残り続けるでしょう。

WEBサイトを開設したばかりの頃は被リンクは当然少なく、コンテンツを作成しても中々、上位には表示されません。そこで、いきなり競合性の高いキーワードばかりを狙うのではなくて、競合性「中」~「小」あたりのキーワードを狙ってコンテンツ作成する事をお勧めします。また、文章を書くことに慣れてくるのも時間を要しますので、初めのうちはやはり競合性の低いものから作成していくと良いでしょう。

2.キーワード選定に欠かせない!必携ツール5選!

ここまでで弊社が考える「正しいSEOキーワード選定」の定義についてご紹介しました。ここからは、その作業をサポートしてくれるWEBマーケター必携のツールをご紹介したいと思います。本当に必要なツールのみを厳選していますので、すべてお役立てください。

尚、各ツールの活用方法については後ほどご紹介しますので、まずは「こんなツールがあるのか。」程度にご覧ください。

2-1.Google Adwords キーワードプランナー

Google Adwords キーワードプランナー

URL:https://adwords.google.co.jp/keywordplanner

キーワードの月間の検索量を概算で教えてくれるのが、Googleが提供する「キーワードプランナー」というツールです。「キーワードプランナー」を使ってキーワードをリストアップすれば「検索されるキーワード」を探し出すことが可能です。実際に、多くのSEMのプロ達も現場で使うツールです。

2-2.お悩み掲示板(Yahoo!知恵袋など)

Yahoo 知恵袋   みんなの知恵共有サービス

URL:http://chiebukuro.yahoo.co.jp/

お悩み掲示板にはご存知の通り、多くの人の悩みが投稿されています。お悩み掲示板の中でも最大級のサービス「Yahoo!知恵袋」は中でも最も多くのお悩みが集まる場所です。この中からは、多く閲覧されている悩み(多くの人が知りたがっている悩み)を見つけることが可能です。カテゴリーで絞って、あなたの顧客の悩みを見つけ出しましょう。

2-3.ahrefs

Site Explorer

URL:https://ja.ahrefs.com/site-explorer

キーワードをリストアップしたらキーワード毎に競合性も調査していきます。競合性の判断基準は数値化出来るわけでは無いので難しいところですが、補助ツールとして「ahrefs」を活用すれば競合サイトのページが獲得している被リンク数・SNSでのシェア数などを調査可能です。

「ahrefs」を活用してキーワード毎に競合性をチェックしましょう。その際、実際に競合サイトのコンテンツに目を通してみてユーザー視点で良いコンテンツと思えるページが上位に多いか、少ないかも確認します。

2-4.goodkeyword

goodkeyword

URL:http://goodkeyword.net/

キーワードをリストアップしたら複合ワードや関連ワードも調査し、全体のキーワード数をボリュームアップする(幅を広げる)作業を行います。その際に役立つのが「goodkeyword」。「goodkeyword」を使うことでサジェストキーワード(※検索エンジンの検索窓に、キーワードを入れると検索候補を表示してくれる機能)を一覧で調査することが可能です。

2-5.Google トレンド

Google トレンド

URL:https://www.google.co.jp/trends/

ツールの利用頻度としては、他の4ツールと比較すれば少ないですが、

  • 今どんなキーワードがトレンド傾向にあるのか?
  • 過去と比較して現在どの程度の頻度で検索されているキーワードなのか?

を調査する事の出来るツールです。

キーワードを選定する際に、トレンドも選定基準として検討した方が良い場合もあります。「Googleトレンド」を活用する事で、「トレンドが上昇傾向にあるキーワード」をいち早く見つけることが出来れば、競合も対策していないキーワードである可能性が高く、上位表示の成功率も高まるでしょう。

3.超具体的なSEOキーワード選定の手順

ここからは、先述した必携ツール5つを実際に使い方を交えながら、SEOキーワードを選定していくまでの手順をご紹介します。手順通りに作業をすれば、あなたもコンバージョンに繋がる濃いアクセスを獲得できる、SEOキーワードをリストアップ出来るようになるでしょう。

ここでは、イメージしやすいように「セラミド配合のしわ対策化粧品」のコンテンツマーケティングを実施するという前提で、キーワード選定の流れをご紹介していきたいと思います。

3-1.カスタマージャーニーを活用して、潜在~顕在層までアプローチする

「セラミド配合の化粧品」を販売したい場合、「セラミド 化粧品」絡みのワードでページを制作すれば高い成約率が見込めそうなことは容易に想像できます。しかし、「セラミド 化粧品」で検索しているユーザーはニーズが顕在化しておりますが、そのようなターゲットは全体のごくわずかです。ニーズが潜在的なユーザーにもアプローチしていかなければ、多くのターゲットに自社製品を見つけてもらえません。

そこで、活用するのがカスタマージャーニーです。(ここでは、専門的に知る必要は無いので、簡易的な説明で済ませます。)

「セラミド配合の化粧品がしわに良いらしい」と知るまでに、ターゲットは様々な情報収集や比較検討を繰り返します。この、抱えている問題を解決しようと情報収集し始めて~収集した情報を比較検討して~一つの手段にたどり着くまでのストーリーを仮説するのです。

今回の場合には、以下のような検索の流れが想像できます。

  1. 「目じりのしわ」「口元のしわ」「しわ 対策」「しわ 原因」
  2. 「しわ 保湿」「しわ 治療」
  3. 「しわ 化粧品」「保湿 化粧品」
  4. 「セラミド 化粧品」

こうして、ターゲットの購買度が低~中~高で段階別にリストアップしていきます。

SEOワードのリストアップ(STEP1)

3-2.キーワードの幅を広げる

カスタマージャーニーを活用したキーワード抽出は、仮説によるものですので思いつくキーワード数にも限界があります。これで、数百ものキーワードを思いつけば良いですが、ほぼ無理でしょう。そこで、先ほどご紹介したツールを活用してキーワードの幅を広げていきます。

3-2-1.goodkeywordを活用する

まず初めに活用するツールは「goodkeyword」です。使い方は簡単です。[キーワードを入力してください]の部分にキーワードを入力すると下図のように、その他の類似キーワード候補を出力してくれます。これらのワードもリストに追加しておきましょう。

「目じりのしわ」の関連キーワード   goodkeyword

このサジェストワードは活用する人も多く、ほおっておけないワードの為、是非盛り込んでおきたいです。あなたも、このサジェストワードに助けられたことがあるのでは?

3-2-2.キーワードプランナーを活用する

キーワードプランナー」はGoogleが提供するツールですが、キーワードを入力すると関連ワードと、そのキーワードの月間検索数が取得できるツールです。しかし、この月間検索数はGoogleだけの数値でYahoo!やBingの数値は含まれていません。業種によってはYahoo!ユーザーの方が多い、若しくはGoogleユーザーの方が多い、といったように偏りがありますので注意が必要です。目安としてとらえるようにしましょう。

キーワード プランナー   Google AdWords

キーワードプランナーに「セラミド」「しわ」といったキーワードを入力して関連ワードを多くリストアップしていきましょう。

SEOワードのリストアップ(STEP)

3-3.検索ボリュームを調査する

ここまでの作業によってターゲットと関連性の高いキーワードを多くリストアップできたと思いますが、それらが実際に検索されているキーワードでなければなりません。先述しましたように、検索されていないキーワードで上位表示しても意味がないからです。

そこで、先ほども利用したキーワードプランナーから「月間平均検索ボリューム」という項目の数値を抜き出してリストに書き入れていきましょう。

SEOワードのリストアップ(STEP2)

3-4.競合性を調査し、優先順位とコンテンツ制作のスケジューリング

これからWebサイトを立ち上げる場合、認知度も0からのスタートになります。という事は外部リンクが集まっていない状態の為、新しくコンテンツを制作してもなかなか上位表示されにくい状況にあるという事です。

こういった場合には競合の少ないキーワードから攻略していくことをお勧めいたします。外部リンクを獲得するには、まずはWebサイトの存在を認知してもらわなければなりませんが、競合性の高いキーワードでコンテンツ制作をしても上位表示されにくく、なかなか認知も進まない為です。

その為、競合性の低いキーワードでコンテンツ制作を始めていって認知を獲得していきます。

競合性の調査方法は上位表示されているサイトに、

  1. ソーシャルメディアでたくさんシェアされているサイトが上位に多く占めている場合
  2. 被リンクをたくさん獲得しているページが上位に多く占めている場合
  3. 大手ポータルサイトが順位を占めている場合
  4. ユーザー目線でコンテンツが優れている(読みやすく分かりやすい)サイトが多い場合

には競合性が高いと言えるでしょう。

「1.」「2.」については、先にご紹介した「ahrefs」というツールを活用する事で、大まかに数値化されたものが調査できます。「ahrefs」の使い方は簡単です。URLを入力する欄がありますので、調べたいページのURLを入力して”SEARCH LINKS”をクリックするだけです。

ダッシュボード google.com on Ahrefs

これで、各キーワードの競合調査が出来ました。(下図はサンプルとして調査したものです。)

この、競合調査はコンテンツ制作の際にも役立ちます。競合サイトを一通り見て、特に秀逸だと感じたページのURLをメモしておきましょう。さらにどんな情報を加えれば、そのページを上回る品質を目指せるかを事前に検討しておき(出来ればチームの複数名で)、コンテンツ制作に活かしましょう。そうすれば、自然と競合を上回るコンテンツ制作をする事が出来ますので怠らずに実施しましょう。

SEOワードのリストアップ(STEP3)

さらに、先に紹介したツール「Yahoo!知恵袋」を活用すれば、ターゲットがどのような悩みを抱えているのかを把握することが出来るので、その内容をコンテンツに加えれば満足度の高いコンテンツ制作が可能になります。

最後に

ここまで作業手順やノウハウを極力省くことなく、SEO対策用のキーワード選定手順をご紹介してきました。(あくまでも参考例としてですが。)Webサイトの規模にもよりますが、多くの場合この手順で良質なキーワード選定をする事が可能です。

  • オウンドメディアでコンテンツを定期的に発信しているがコンバージョンに結びつかない
  • そもそも、トラフィック(ページビュー)がなかなか増えない
  • コンテンツ制作のネタが思い浮かばない

といった課題をお抱えの担当者様はご参考にして頂ければと思います。ここで、ご紹介した作業を行って頂く事で質の良いアクセスを多く獲得する事が出来るようになるでしょう。

もし、自社でSEOキーワード選定を行うリソースが足りない場合には、弊社がキーワードのリストアップ~定期的なコンテンツ制作を請け負う事も可能です。是非、ご相談ください!