知らなきゃマズい?マーケティングにおけるソーシャルメディア対策

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ソーシャルメディアでマーケティングと聞くと、炎上や批判などのリスクを心配するのではないでしょうか?しかし、それはごく少数の事例であり、正しく使えば、テレビや新聞に広告を出すよりも安く、そして早く結果を得ることができます。

今の時代ソーシャルメディアを使ったマーケティングは、どこの企業も始めています。ユーザーは、Googleで検索するだけではなく、SNSで情報を収集するようになってきているからです。

そんなソーシャルメディアを使わないのは、ビジネスチャンスを逃しているとしか言えません。今回は、これからソーシャルメディアマーケティングを始める方に向けて、正しいソーシャルメディア対策をご紹介します。特徴やメリットを把握した上で、運用の役に立ててみてください。

SNS(ソーシャルメディア)の特徴とメリット

2011年の東日本大震災の際、多くの人が震災情報をソーシャルメディアから得ていました。現在日本でよく使われているソーシャルメディアは、Facebook、Twitter、Instagramの3つです。少し昔に流行ったmixiもソーシャルメディアの一つです。

これらのソーシャルメディアに共通する特徴は、個人と個人、もしくは個人と会社が直接繋がることにあります。今までインターネット上では、個人情報を発信するブログがありましたが、これはあくまでも一方通行のコミュニケーションでした。

ソーシャルメディアが普及した今、お互いの意見や気持ちを汲み取り、コメントや返信をしてコミュニケーションをとることができます。日常生活で上司、部下、家族、友人と繋がり、話すような感覚で、ネット上にも繋がりを持つことが普通になってきているということです。

逆に言えば、企業と個人の間にはテレビ会社や新聞社がいましたが、これからは企業が直接個人と繋がれる時代になったということです。

このメリットは計り知れません。従来かけていた広告費を大幅に削減できるだけではなく、テレビや新聞を見ない若い世代に直接情報を届けられるからです。

どのSNSを使うべきか?特徴をご紹介

Facebook、Twitter、Instagramは、ユーザーの年齢や性別が全く異なることをご存知でしょうか。それぞれ、特徴がありますので、まずは簡単にご紹介します。

Facebook(フェイスブック)

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出典:https://newsroom.fb.com/products/

Facebookは世界で最も利用されているソーシャルメディアです。世界中で19億人が利用していると言われており、その数は年々増えています。

サービスの特徴は、実名制であること、友人やビジネスで使われていることです。年齢層は、20〜50代が多いと言われており、特に中高年がメインユーザーです。国内のアクティブユーザーは約2,700万人。

Twitter(ツイッター)

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出典:https://brand.twitter.com/ja.html

Twitterは、140文字という制限のもと、日本やアメリカを中心に利用されているソーシャルメディアです。実名制ではなく、それぞれがニックネームをつけて、興味のある人をフォローします。タイムライン上には、フォローした人のツイートが流れ、コメントやリツイートなどで反応することができます。

現在世界中で3億人以上の利用者がおり、日本では4000万人のユーザーをかかえています。10代〜30代がメインユーザーですが、1人が2〜3個のアカウントを作り、学校用、プライベート用、趣味用など使い分けています。

Instagram(インスタグラム)

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出典:https://instagram-press.com/brand-assets/

Instagramは、おしゃれな写真を中心とした若者に人気のソーシャルメディアです。撮影した写真を綺麗に加工できることから、スマートフォンの広がりとともにユーザー数を伸ばしています。

現在グローバルで5億人、国内で1000万人のアクティブユーザーを抱えています。特に10代、20代の女性がメインユーザーで、写真にハッシュタグと呼ばれるタグをつけて投稿します。

若い女性は、Instagramで見た写真をもとに、洋服や雑貨を買うこともあり、アパレルメーカーはInstagramで人気があるユーザー(インフルエンサー)に商品のPRを依頼することもあります。

その他SNS

このほかにも、Google+やスナップチャット、LineなどSNSの機能を持ったコミュニケーションツールが多く出てきています。

成功事例から学ぶ各SNSにおけるおすすめの投稿の仕方

ソーシャルメディアでは、ファンを増やすことが重要です。ファンを増やすことで、時には、ちょっとしたミスが大きな批判を招くことがあったり、時には何万人、何千万人の目に上質なコンテンツを届けたりすることができます。

NGな事例

ソーシャルメディアを運用する際に、ありがちな失敗例をご紹介します。基本的には、会社や公共の場所で人を怒らせるようなことを発信してはいけません。また、嫉妬を抱かれるような内容も炎上する可能性があるので避けたほうがいいでしょう。

日常生活でNGと感じることは、ソーシャルメディア上でもNGです。

成功した会社その1:シャープ(株)と(株)タニタ

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Twitterで一番有名な企業アカウントと言えば、シャープ(株)とタニタ(株)です。そのゆるいつぶやきが多くの人の心を鷲掴みにし、シャープはフォロワー数40万人、リツイートが1000件を超えることがよくあります。タニタは、フォロワー数20万人。最近は、この2つのアカウントのやりとりを楽しむユーザーも増えています。

企業アカウントは、基本的には商品の説明や会社紹介をツイートしがちですが、この2社は商品の説明はしながらも、日常のゆるい話題にも触れています。また、積極的にフォロワーとコミュニケーションを持つことで、まるで友人のような身近な存在に感じさせてくれます。

成功した会社その2:ポカリスウェット

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Facebookを使ったソーシャルメディアマーケティングに力を入れているのが、ポリカスウェットです。現在20万人のフォロワーがおり、一回の投稿に3000〜4000件の「いいね」がつきます。

投稿の内容は、「暑くなってきたら夏バテには注意!ポカリスウェットで水分補給!」など、飲むシーンを提案するものが多く見られます。

また、Facebook限定キャンペーンとして、ポカリスウェットゼリーのプレゼンとキャンペーンを2017年5月におこないました。条件は、「いいね」を押してコメントをするというものでしたが、4000件の「いいね」と500以上のコメントがついています。

Facebookは、個人が「いいね」をすると、友人にもそれがわかる設定になっているので、拡散効果があります。今回のポカリスウェットのキャンペーンは、それを狙ったものです。

成功した会社その3:北欧、暮らしの道具店

Instagramで発信を続けている「北欧、暮らしの道具店」。北欧のおしゃれな家具や雑貨を紹介しているアカウントです。現在、58万人がフォローしています。Instagramは若い女性がメインユーザーのため、女性が憧れるようなおしゃれなライフスタイルを家具や雑貨を通して提案しています。一つの投稿に、「1万いいね」がつくこともあるほど若い女性に絶大な人気を誇っています。

成功した会社の共通点

多くの企業がソーシャルメディアマーケティングをする中で、成功している企業は一握りです。その一握りの企業に共通して言えることは、シェアしたくなるコンテンツを発信できているかどうかということです。

Twitterの場合は、友人のような関係を築くことも大切ですが、何よりシェアしたくなる情報かどうかということが大切です。シェアしたくなるコンテンツとは、共感できるコンテンツです。「うんうん、そうそう」と頷きたくなるものから、「こういう生活をしてみたい」と希望や欲望を掻き立てるものまで様々な共感があります。

この共感を得られるかどうかというのが、ソーシャルメディアでマーケティングを成功させられるかどうかに大きく関わってきます。

ソーシャルメディア対策のまとめ

ここまでソーシャルメディアの特徴やメリット、事例を紹介してきましたが、参考になりましたでしょうか。

ソーシャルメディアはここ最近で大きな市場を築き始めています。特に若い世代は、積極的に活用しており今後利用率はさらに伸びていくことが予想されます。

企業としても新しいマーケティング手法として取り込んでいかなければ、貴重なプロモーションができる機会を逃してしまうことになります。しかし、運用を少し間違えれば炎上や批判の対象にもなってしまいますので、まずは徐々にコンテンツをあげていき、ユーザーの反応をみながら進めていくことをおすすめします。