エントリーフォーム最適化(EFO)|申込が殺到するフォーム17の特徴

EFO秀逸事例

集客そのものを増大させて売上などの目的を達成することも、もちろん大切なことではありますが、今ある集客をより高い確率で売上に転換させる取り組みも同様に大切なことです。

お問い合わせや申込、購入といったアクションはエントリーフォームを通して行われる事が一般的ですが、エントリーフォームを最適化する取り組みのことをエントリーフォーム最適化(EFO)と呼びます。エントリーフォームを最適化して離脱を防ぐことによって今ある集客をより高い割合で売上に転換することが可能になります。

ここでは、エントリーフォーム最適化(EFO)の方法を17ご紹介します。その前にまずはエントリーフォームを最適化する理由を詳しく紹介します。

1.エントリーフォームを最適化する理由

先にも述べましたがエントリーフォームを最適化することで集客力を増やさずに問い合わせ等を増やすことが可能になります。

例えば、毎月100万円の広告費用を投じてエントリーフォームに1,000流入させてるとしましょう。現状のエントリーフォーム内での離脱率が50%だとしたら500の申込があることになります。このときのCPA=2,000円です。

一方、エントリーフォームの最適化を行い離脱率を35%まで下げることが出来たならば同じ広告費で650の申し込みを得ることになりますので、CPAは1,538円です。ちなみに離脱率50%のエントリーフォームで650の申し込みを獲得しようとしたら1,300,000円の広告費が必要になってしまいますので、毎月300,000円の広告費を浮かせる事が出来ているわけです。

広告費を抑えて今までよりも多くの問い合わせを獲得することができれば、他の項目に予算を投じるか販売価格を抑えることが出来るのでライバルにも差を付けられるでしょう。

こういった理由でエントリーフォームの最適化が必要とされているのです。

ここからはエントリーフォームを最適化する方法について紹介していきましょう。

2.エントリーフォームを最適化する17のチェック項目

2-1.スクロールせずに入力出来る長さにする

スクロールが必要なほどの縦長フォームは面倒を感じさせ離脱させてしまう大きな要因となります。各項目の見直しを行い縦の長さを抑えましょう。

2-2.余計なメニューを省く

ナビゲーションバーやサイドバー、フッターメニューが付いていないでしょうか。フォームに入力してもらうことに集中してもらうために余計なメニューやコンテンツは省きましょう。ユーザーの集中力が分散されて離脱する大きな要因となります。

2-3.現在位置を教えてあげる

終わりが見えないフォームは離脱の原因となります。「STEP1⇒STEP2⇒完了」のように現在位置を教えてあげることで離脱を防ぐことができます。

2-4.入力項目は少なく!

いろいろなWEBサービスのフォームを見ていると「果たして本当にこんなに必要だろうか。」と思ってしまうくらいに長いフォームを見かける。マーケティングデータの収集用項目やアンケート類などは省くことをお勧めします。

また、FAX番号やメールアドレスの確認項目、ふりがなといった項目を省くべきでしょう。

2-5.入力ボックスは分割しない

住所や電話番号、氏名の入力欄は分割せずに1つのボックス内に入力してもらうようにしましょう。ボックスの数が多いだけで見た目で入力項目が多いと判断されてしまい離脱の原因となります。

2-6.必須項目は「※」などではなく「必須」と記載

入力必須項目については「※」と書けば全員に伝わると思ってはいけません。分かりやすく色付けして「必須」と記載してあげることで理解してもらえます。

2-7.任意項目は「任意」と記載

「2-6」と同様に任意項目は何も記載しないのではなく必須項目とは別の色を使うなどして「任意」としっかり記載しましょう。

2-8.記述例は用意してあげる

少しでも記入の方法がわからない項目がある場合、そこで離脱してしまいます。丁寧に記述例を用意してあげましょう。

2-9.入力中のボックス背景色を変える

入力中のボックスの背景色を変えてあげることで今入力中の箇所を教えてあげることができます。

2-10.ドロップダウンを使えるところは使う

都道府県などユーザーに対してはなるべくキーボードを使わずに入力出来るようにしてあげましょう。入力項目が多いと離脱の要因となります。

2-11.「削除」や「リセット」ボタンは不要

入力内容を間違えた場合などにリセットするボタンは不要です。誤ってクリックしてしまった場合にはその時点で離脱してしまいます。

2-12.半角・全角での指定は求めない

半角での入力が必須なのに全角で入力してしまった場合、その時点で面倒になり離脱してしまいます。システム側で自動的に変換するなどしましょう。

2-13.入力完了時に結果を教えてあげよう

ユーザーがボックスの入力を終えたら1つずつ「OK」やエラー内容を教えてあげましょう。エラーの場合にどこがエラーかわからない場合や何がおかしいのか分からないと離脱してしまいます。

2-14.末尾のスペースは自動削除

ユーザーはIDやパスワード、メールアドレスといった情報をどこかからコピペしてくることがあります。コピペした場合に末尾にスペースが入ってしまう場合がありますがエラーを返すのではなくてシステム側で自動削除するような対応をとりましょう。

2-15.ボタン内のテキストは具体的に

フォーム最後の送信ボタンは、そのボタンをクリックすると何ができるのかを具体的に記載しましょう。例えば、「送信」ではなくて「入力内容を送信する」などです。

2-16.SSLの導入

個人情報の保護の観点からもSSLを導入し、わかりやすい位置にシールを掲載しましょう。安心感を持って問合わせてもらえます。

2-17.最後のひと押しを

エントリーフォーム入力中のユーザーがみんな100%の気持ちで問い合せているわけではないことを知る必要があります。今日その日の気分かもしれませんし、たまたま暇なタイミングだったのかもしれません。そういうユーザは簡単に離脱してしまいますので、背中を押して上げる必要があります。

問い合わせ特典を明示したり、電話番号を記載、スタッフの写真を掲載するなどして入力、送信ボタンをクリックしてもらいましょう。

3.秀逸なエントリーフォーム事例

3-1.ソウルドアウト

非常に短く簡潔にまとめられており余計なメニューも全て排除している。エントリーフォームの基本形と言っていいだろう。

ソウルドアウトのリスティング問い合わせフォーム事例

ソウルドアウト

3-2.法人携帯ドットコム

こちらもとにかくシンプルで必須項目が2つしかない。問い合わせ数重視のフォームと言えます。

法人携帯ドットコムの問い合わせフォーム

法人携帯

3-3.Airbnb

会員登録の場合は極限にシンプルなフォームで済ませたい。SNSアカウントでのサインアップを可能にすること、スクロールせずに収めることで登録率を向上させることが可能だ。Airbnbはまさにその事例と言えます。

Airbnb

Airbnb

3-4.オーネット

婚活サイトは入力項目が多くなりがちであるがなるべくキーボード入力しないで済むようにマウスクリックで選択させるようにしている。現在の位置を表すナビゲーションもありシンプルにまとめられている。

楽天オーネット

オーネット

3-5.クリクラ

ECにおいてはどうしてもフォームが長くなりがちであるが、必須項目の色の塗り分けや郵便番号入力による住所自動入力、最低限の入力項目にまとめられている。

ウォーターサーバーのクリクラ申し込みフォーム

クリクラ

最後に

エントリーフォーム最適化(EFO)することで広告費用を抑えたり、今までの広告費用でより多くの問い合わせを獲得できたり、他の項目に予算を投じることが出来るようになり事業としての成功率が増します。ユーザーは少しでも集中力が途切れると直ぐに離脱してしまいます。誰でも簡単に入力できるフォームを心がけて離脱を防ぎましょう。

また、離脱率の改善にはひたすらテストを繰り返す必要があります。ここで紹介した事例などを参考にテストを行ってみてください。

ここで紹介したことがお役にたてたら幸いです。