効果的な広告キャッチコピーの作り方4選

キャッチコピーの作り方

効果的な広告を作り上げるには効果的なキャッチコピーが必須である。

 

キャッチコピーをひとつの言葉のフレーズとして捉えた時、やはりリズム感が必要なのは明白。

このリズム感をどう持たせるか、というのも一つの課題だ。

少しでも記憶させるためにも「重たい語感」が必要な場合と「すっと入ってくる語感」が必要な場合がある。

抱かせるイメージに直結する問題なのだ。

 

ここでは効果的な広告を作り上げるためのキャッチコピー作成法を4例ご紹介する。

これで広告効果が増大すれば幸いだ。

 

1.重々しく切り出すキャッチコピー例

その商品がいかに貴重な物かを表現する際には留意したい。

「とうとう登場!」「ついに発表!」「ようやくお手元に!」

発売が心待ちにされていたものが手に入るチャンスであることをイメージ付ける切り出し方となる。

価格帯が比較的高いもの、希少性のあるもの、ないしは他にはない特殊なメリットのある商品には使ってみたいフレーズだ。

 

「ついに発表!●●を新搭載したタブレットがあなたのビジネスを一変させる」

これまでに噂はあったもののあくまで噂レベルであり、その信憑性が問われていた商品が「ついに」発売された時などに使用するもの。

噂されるだけの期待感を持たれていた商品だからこそ使える切り出し方かもしれない。

低価格帯や、ことさら噂にもなっていない商品に使うと、残念ながらむしろチープ感を出してしまうこともあるのでじっくり考えて使うべき。

 

 

2.価格を冒頭付近においたキャッチコピー例

「今なら2500円で●●」「たった15000円で●●」「1日当たり65円の●●」

商品を購入する動機づけとなるファクターの一つに価格がある。

この価格を冒頭付近に入れ込むことで、商品がいかに身近であることをアピールする手法だ。

価格帯が比較的安価なもの、高価でモトを取るまでの時間が長い(長期使用に耐えるもの)を売り込む場合に有効だ。

 

「1日あたりコーヒー1杯分の金額で極上のリラックスタイムを―待望のマッサージチェア」

くつろぐためにわざわざコーヒーを飲むためにショップに行くこともあるなか、そのコーヒーと同額の金額を2年間支払うつもりだったら、約40万円の高級マッサージチェアが買えますよ、という訴求方法。

単位40万円と聞くと高いと思われるところ、そのコーヒー代金(500円換算)をこちらに使いませんかと誘導する。

コーヒーか、マッサージチェアかの選択を、購入するかもしれない人にゆだねる方法だ。

流行中のシアトル系コーヒーチェーン店の平均的価格をイメージさせることで、「仕事帰りにコーヒーショップに立ち寄るなら、早く家に帰ってマッサージチェアで癒されたい」と天秤にかける人もいるはずだ。

 

3.エピソード風のキャッチコピー例

「成功するビジネスマンが好むシャツは●●のような特徴があります」「●●が完成するまで●日。●人の職人が愛情を込めます」

その商品のバックグラウンドに、どれだけの人や手間、ドラマが存在するかをアピールすることで商品そのものの「世界観」に同調してもらう手法。

比較的高価な商品や、単価は安くとも長期間購入し続けてもらいたいものに向いているかもしれない。

特に男性は、クラフトマンシップにことさら弱い。高級なヌメ皮使用のがっちりとしたビジネスバッグなどを持ち、ビジネスシーンで他人とは差を付けたいというようなニーズに合致した切り出し方だろう。

またはナチュラル志向を持ち、多少高くとも無農薬・有機栽培された野菜を食べ続けたいといった消費者にも受け入れられやすい。

 

「5年もの歳月をかけて手入れされた土地から、この野菜たちがあなたの手元に届きます」

農業の一般的な知識も普及してきた今、化学肥料が農地から抜けてしまうまでの期間が長期にわたる事などは知られている事実。

その期間をしっかりとっていることをPRすることで、その農産物の安心感を伝えることができるという訳だ。

 

4.質問形式のキャッチコピー例

「この商品が高価な理由がわかりますか?」「この商品が選ばれる理由をご存知ですか?」

ベネフィット(利益)を消費者に届けるためにコストがかかる理由や、商品の売り上げ数が他を圧倒的に離している理由を問うことで、その商品を購入するメリットを一緒に考えてもらう手法。

高いのには理由がある、選ばれるのには理由がある事をストレートに思い描いてもらえる。

 

かなり極端な例だが

「人間やめますか?それとも覚醒剤やめますか?」

という広告キャッチコピーがあった。

自分自身の生命と、一時の快楽とを天秤にかけてもらうための問いだったため、それをCMで見た世代の人の脳裏にこびりついたものだったはずだ。

人の命ほど尊いものはないというメッセージが込められており、一瞬で引き込まれたことだろう。

 

高いものには理由があり、それを手にするためにその対価としてその金額を支払うのは必要な事だろうと思考させる。

高級品ならではの打ち出し方かもしれない。

 

 

終わりに

上記の4つのポイントを、商品の特性やターゲットによりうまく使い分けて欲しい。

商品を購入することを「一緒に考えてもらう」ことが広告のキャッチコピーの役割。

購入を見込める層に「買おうかな」と考えてもらえるだけのベネフィットを効果的にアピールする方法は、それを受け取る側の志向に沿うものでなければならない。