目指せプロ編集者!記事の校正ってそもそもどんな仕事?

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記事を校正している仕事ってどんな事をやっているのでしょうか。誤字や脱字がないかどうか、内容が間違っていないかと確認するというのは想像ができるのですが、実際にはやる事はたくさんあります。

実際の校正という仕事の内容、またプロ編集者を目指す為にどのような事をすればよいのかご紹介します。

校正とは

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それでは実際に校正とは何か、またどのような事をしているのかご紹介します。

校正とは

ライターに関する情報は、ネットでも雑誌でも数多くあるのに校正に関してはあまりなく、実際にどんな事をしているのかご存じない方が多いのではないでしょうか。

なんとなく、誤字や間違った内容を修正するというイメージもあると思います。でもそれであればライターも自分で書いた文章を見直していますので、この見直しは校正とはいいません。

それはなぜか、役割が違うのです。ライターは文章を執筆します、そのあとに編集する人が入る事もあるでしょう。校正者は読者の立場で、文章を全て読み誤字脱字、内容に関して疑問がある所、確認したい所をライターに伝えます。

自分で書いた文章であれば、何を書いたかわかっているので言葉が足りなくてもなかなか気が付くのは難しいです。その為客観的に文章を読む事ができる校正をする人の存在感がでてきます。

誤字脱字チェック

誤字脱字を確認するにはモニターを見るだけでなく、プリントアウトをして実際に文字を確認します。モニターでの校正は実際に字を見ての校正と比べると、視認率が下がるといわれています。

誤字脱字といっても色々な種類があります。まず誤変換、送り仮名などはタイピングミスが多いです。ただタイピングミスはミスを見つけるツールもありますし、探しやすいほうです。明らかに間違えているものが多いからです。

言葉自体が間違っているものがあります。これは話の流れによっても言葉が違うので、見つかりにくいものです。また「ナース」ではなく「看護師」など表現が統一されていない言葉もあります。最近変わった言葉などは常に把握しておく必要があります。

数字のミスも多いです、1桁違うだけで全く違う数字になるので注意が必要です。特に桁の大きな数字は一瞬見た目ではわかりづらいので、特に気を付ける必要があります。

たとえば「ら抜き言葉」など文法としてのミスもよくあります。また「下さい」と「ください」の使い分けなど、なんでも漢字で書けばよいのものではなく、ひらがなで書かないといけない言葉もあります。

文法作法は改行をしたら、次の行は最初に空白をあけるなどです。使い方が変わる事があるので難しいのですが、読者の中には文法に厳しい人もいます。

またネット上で書く文章と本などに書く文章ではまた作法が違ってきますので、内容に応じで分ける必要があります。

誤字脱字を見つけるには、複数人でチェックする、音読する、数字は別に確認するなど工夫する必要があります。

コピペチェック

誤字脱字があっても犯罪にはならないのですが、コピペつまり盗作があった場合は犯罪行為となります。それだけ気を付けなければならない事です。人が読んだだけではなかなか見つけにくいので、コピペチェックツールを使うと良いでしょう。それぞれ特徴があり、使いやすいものを選んでください。

読者にとって不快な点がないかチェック

この内容こそ読者の立場になって読まないとなかなか見つからないものです。ひょっとすると執筆者は何か意図があるのかもしれないので、すり合わせが必要になります。不快に感じる事は人によって変わってくるので難しいのですが、できるだけ読者の気持ちになる事が大切です。

固有名詞の確認

名前や地名などが間違っていたら大変なので、注意が必要です。普段使わないような初めて聞く言葉は特に間違いに気づきにくいので注意が必要です。

よくある誤用例

間違いやすい言葉は数多くあるのですが、いくつかご紹介します。

  • ハッカーは不正行為と思われがちですが、実際はコンピューターに詳しい人です。
  • 破天荒は皆と違う事をする人と思われがちですが、実際は前人未到の事をする人です。マイナスなイメージの時もありますが、実際には立派な人です。
  • 話のさわりは話の最初の部分と思われがちですが、実際は話の要点です。

このように実際は違う意味である言葉は結構あります。

校正と校閲の違い

どちらも誤りを見つける事ですが、校閲が原稿のみが対象なのに比べて校正は前の工程と現段階の文章を比較していく仕事です。1文字ずつ確認していくので根気が必要です。

校正をする為に気をつけないといけない事

言葉を修正するという事は正しい言葉を知っているだけでなく、周りの社会情勢などにも詳しくないといけません。アンテナをはっていれば、事実と違うという事を発見するのも早くなりますし、言葉は時代と共に変わっていきます。常に新しい事を勉強するという気持ちが大切でしょう。

校正関連の資格はあるのか

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校正関連の資格はありませんが、スクールに通って「これだけの仕事はできる」という資格や照明を出してもらうのが良いでしょう。

校正の仕事

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どうすれば仕事につけるのか

まずは出版社にて校正者として勤める事が良いでしょう。ただ出版社も経験者を優先的に採用します。そこでスクールなどに通い、学習を終了しある程度の技能を持っていますという証明を出してもらうと良いでしょう。

校正は年齢は関係なく経験と技術が大切になります、もし年齢だけで悩んでいるのであれば、チャンスは十分にあります。

プロになる為に気をつけないといけない事

校正者はかなりの根気と集中力が必要になります。間違い探しをする仕事なので、「もうこれでいいや」と思ったらそこで終わりです。とことんつきつめる気持ちが大切です。

また編集者などとのコミュニケーション能力も大切です。修正した部分をしっかりと編集者に伝える必要があります。

プロはこんな道具を使っています

赤ペンはもちろんの事なのですが、青ボールペン(赤ペンで修正した時補助として使います)鉛筆(内容など疑問を書きます。消す事が出来る方が良いでしょう)、付箋、定規(写真などが入る時もあるため)、数値の間違いを探すための電卓、赤の油性ペンなど多くの文房具が必要です。またいつでも調べ物ができるように辞書やインターネットをできる環境も必要です。

他にもケシゴム、修正液、ダーマトグラフなどそれぞれ校正者によってこだわっているものがあります。

校正の求人募集はほとんどが経験者である

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校正は出版社などから依頼を受け、内容や納期などの説明を受けます。原稿と実際に刷ったものを引き合わせながら、誤字脱字、その他言葉も間違いなど1文字ずつ確認していきます。

全ての確認が終わったら編集者を通して、印刷所などに送られます。修正された内容で戻ってくるので再度チェックをします。これだけの過程を通って書店に並びます。

出版社などで校正者として勤める事もありますし、フリーで校正をしている人もいます。どちらにしても経験を問われます。校正は経験と技術を求められる仕事だからです。もし未経験で校正の仕事に就きたいと思われる方はスクールに通うのがよいでしょう。

色々な勉強をできますし、企業に対して「これだけの勉強をしてきた。これだけの技術がある」という事を証明できるからです。

文章の修正というのはとことんつきつめる事が必要です。「これで十分でしょう」と思う事は簡単ですが、それでは校正者として務まりません。また言葉はどんどん新しいものに変わっていきますので、常に色々な所にアンテナをはる事も大切となります。