株に関する記事を書くなら正しく理解しておきたい専門用語7つ

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日本経済の先行きに心配を抱く人たち、老後の資金を増やしたい人たちが注目しているのが投資です。国を挙げて投資を推奨している今日この頃、ライターの中でも、ファンドや株を購入したことがある人もいるのではないでしょうか。株に関する記事は専門用語が難しい印象ですが、すべてを知っておく必要はありません。知っておきたい専門用語をピックアップしてみました。

株の初心者にも興味を持ってもらえる記事を書くためには

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まず知っておきたいのは、株売買の仕組み

株についての記事を書く際、株の初心者向けのライティングが主な依頼になるかと思います。このタイミングで買うといったテクニック紹介は専門家でないと難しいため、株取引の実際といった基礎的なノウハウや、どの証券会社を選んだらよいのかという入門編的な記事が中心となるでしょう。しかし株初心者をターゲットにする場合でも、ライター側が株売買の仕組みすら知らないのでは、役に立ったと思える記事を書くのは難しいもの。

株とは何のためにあるのでしょうか?それは、企業が資金を必要としている際に、その調達方法の一つとして株を発行し、広く資金を集めるためにあるのです。つまり株を買うということは、その会社に出資したという意味になります。ですから買った株が将来値下がりしてしまわないよう、株を買う際には会社の将来性や、健全な経営がなされているかをチェックしなければなりません。

株の売買ですが、一般の投資家が企業から株を直接手に入れるということはあまりなく、ほとんどは証券取引所を介して行います。そして証券取引所と直接取引することはなく、ほとんどは証券会社などを通して株を売買するのです。

そもそも日経平均株価とは

ところで、日経平均株価という言葉を聞いたことはありませんか?日経平均株価とは、日本経済新聞社が選んだ日本を代表する上場株式の平均株価のことを指し、株の種類は225あります。今日の株価は上がった、下がったという指標として使われています。

内容は毎年10月に入れ替えが行われており、成績が落ちてきた株は外され、その代わりに目覚ましい成績をあげた株が加わるということも珍しくありません。ところが中には上場廃止になったりと、指標の材料としてふさわしくなくなった株も出てきます。その場合は10月ではなくても入れ替えが行われることもあるのです。

証券取引所毎の特徴も知っておこう

その名の通り株の取り引きを行う証券取引所ですが、いくつか種類があるので、これも知っておきたいもの。日本には、東京、名古屋、福岡、札幌の4つの証券取引所があり、それぞれの名称を略して東証、名証、福証、札証と呼ばれています。この中でメインの証券取引所は東証で、その中には第一部、第二部、マザーズ、JASDAQの4つの市場があります。

4つの市場は会社の規模や条件によって分かれていて、東証一部と呼ばれる第一部が一番上場条件が厳しく、おのずと企業規模も大きなものが中心となります。東証二部と呼ばれる第二部はそれよりも規模が小さくても上場が可能で、条件も緩め。マザーズとJASDAQは、ベンチャー企業など新興の会社が多い市場です。マザーズやJASDAQを経て、東証一部への上場をする企業もあるので、新興企業の成長を見守るためにも、これらの市場の存在も知っておきたいものです。

株式の上場とは?未公開株とは?

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経済ニュースで新規上場を果たした企業が紹介されることがありますが、株式を上場すると、どのようなメリットがあるのでしょうか?そして上場していない未公開株は、どのような性格を持つ株なのでしょうか?

上場とは、東証などの証券取引所で株式が扱われるようになることを言います。 株式を上場できるようになるとどのようなメリットがあるのかというと、より多くの資金を集めることが可能になるのです。東証一部のように厳しい条件をクリアして上場したということで、会社の信用度がアップするというメリットもあります。

これに対して上場していない会社の株は、未公開株と呼ばれています。未公開株は証券取引所で売買できず、未公開株の発行会社や一部の証券会社のみで扱っているため、一般の投資家はあまり手に入れるチャンスがありません。それだけに未公開株のうちに手に入れて、その会社が上場すれば将来大化けするかもといった甘い話が横行しています。詐欺まがいの儲け話に騙されないよう、未公開株についても記事に取り上げて、注意喚起するのも株関連記事の役割かもしれません。

基礎知識として知っておきたい専門用語

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高値、安値、出来高など基礎用語のみでOK

株の取引きについて一通りの知識を得たところで、知っておきたい専門用語を7つご紹介しましょう。株に関する専門用語はごまんとあり、それを全部知っておく必要はありません。経済ニュースなどで見聞きするだけの用語を知っていれば、ライティングをするには充分です。

専門用語を頭に入れるには、株式市場の一日がどうなっているかを知って、それに沿って用語をチェックしていきましょう。まず9:00にオープンした市場は、11:30から12:30の昼休みをはさんで、東京証券取引所は15:00まで、他の証券取引所は15:30まで売買が行われています。昼休みより前の時間帯は「前場」、後の時間帯は「後場」と呼ばれています。この9:00のオープンから10:30位までが、最も活発に取引が行われる時間帯です。そのためデイトレーダーのように短時間で株の売買を行って利益を上げる人達は、この時間帯しか売買を行わないという人も。

市場オープン後最初に売買が成立した株の値段を、専門用語では「始値」と言います。逆に最後に売買が成立した値段を「終値」と言います。それからその日の取引きで一番高い株価になった時の値段を「高値」、逆に一番安い株価になった時の値段を「安値」と呼びます。

それから一定の期間内、主に1日の取引きにおいて売買された株数を「出来高」と呼びます。「出来高」が多いということは取引の回数や量が多いということになり、その会社の株が注目を集めているということを示しています。これから株価が上がりそうだから買っておこうという心理だけではなく、下がりそうだから大損しないうちに売っておこうという心理を反映していることもあり、いずれにしても取り引きの活発さを表しているのです。

身に着けておきたい、チャートの見方

あと、細かい分析はする必要はありませんが、株価のチャートいう存在を知っておくべきでしょう。チャートとは、一定期間に株価や出来高が変動したことを示すグラフで、株価を示すのに折れ線グラフ、出来高を示すのに棒グラフが使われています。これを見ることで、1週間、1ヶ月、1年とといった期間に、どのように変動したのかが一目で解るようになっています。

一般的に株は安値で買って高値で売れば儲かるわけですが、チャートを見ることで、これから株価と出来高がどうなるかという傾向を読み取ることができます。それにより株をどの時点で売るのか、買うのかというタイミングを決めることが可能なのです。ところがチャートの一部分だけを見ていても、なかなかそのタイミングは解らないもの。期間を変えて見ることで今の株価が安いのか高いのかが解り、ではいくらの時に買おう、売ろうという指針になるのです。

チャートから最適のタイミングを読み取るのは専門家でも難しいことなので、ライティングをする際はそこまでの数字を研究しなくても大丈夫です。今の株価はいくらで、この3カ月上がり続けているといった、ざっくりとした掴み方で構いませんので、チャートの役割は頭に入れておいて下さい。

まずは基本的な用語だけで充分

株取引をしたことがない人にとって難解に思える専門用語ですが、基本的な用語の意味だけ把握し、株を売買するとはどういうことかという仕組みを知っておけば充分です。