税に関する記事を書く時に重宝する情報サイト5つを一挙紹介

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税金についての記事というと、経理知識がないライターの中には苦手意識を持つ人が多いかもしれません。専門知識がなくても税に関する記事を書くことは可能ですが、情報を集めて整理するステップが必要です。これから税についてライティングをしたいと思うライター向けに、役に立つ情報サイトをご紹介します。

節税や確定申告など、ピンポイントでの提案が人気記事を作る

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読者が気になっている税情報とは

税に関する記事といっても範囲は広く、税金の種類も所得税、相続税、贈与税など国が課税する国税と、住民税や固定資産税などの地方税があります。タイトルや構成をライター側で考える場合、まずはどのような税金についての記事なのかをクライアントに確認を。そして情報を必要としている読者の満足度を高め、行動する気持ちが生まれるよう、記事によってピンポイントでの提案をすることが大切。これからライティングをしようと思っている内容が何にフォーカスしたものなのか、書き始める前に確認を。

読者が読みたいと思う税情報記事は、季節や時期にも左右されます。会社員や個人事業主の場合12月末日が経理の締め日となるため、年末が近づくと経費についての記事が気になりだすはず。年が明けると、今度は所得税の計算方法や確定申告書の書き方など、実践的な情報を求める人が増えてきます。節税についての記事を書こうとしているのか、または申告書作成に関する知識をまとめる記事を書こうとしているのか、記事の目的をはっきりさせておきましょう。

時代にあった節税を知るには、経済ニュースを視聴しよう

確定申告書のように、毎年提出の時期になると、申告書の書き方や必要書類について調べる人が多いトピックは得てして書きやすいのではないでしょうか。しかしそうした節目の時期以外でも制度や税率が変更されることもあり、経済ニュースなどを視聴していつも変化を気に留めておき、ライティングに反映させたいもの。

例えば2015年には相続税法が改正され、基礎控除額が大きく変化して、課税対象者が増えたという大きな変化がありました。このような情報は皆が欲しているので、書く側も普段から税に対しての意識を高め、情報を集めておきたいものです。

税に関する記事は国税庁のサイトで裏付けを

相続税法の変更のようなトピックは、関連する数字が正確でないと記事の目的が達せられませんし、運営側の姿勢も問われてしまいます。情報サイトで見つけた記事を参考にする際も、必ず国税庁のサイトなどで数字の裏付けをとりましょう。

例えば前述の相続税法での一番大きな変化は基礎控除額が減ったことですが、今までは5,000万円+法定相続人の人数x1,000万円の合計が基礎控除だったところ、3,000万円+法定相続人の人数x600万円の合計と変化しています。こうした重要な数字を間違えてしまうと、記事の信頼性を損なってしまいますので、気をつけたいところです。

税金の仕組みを知識として知っておこう

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記事の内容の深さにもよりますが、税金の仕組みをまったく知らないまま税に関する記事を書くということは、やはりお勧めできません。自分で事業をしている人はどの部分に税金がかかっているかを意識しているものですが、会社員生活が長く経理におまかせだったという人は、収入と所得の違いすら解っていないこともあります。基礎的な課税の仕組みを知っておきましょう。

人は事業を行うことで売上を得ますが、ここから事業所得を計算し、課税額を確認できます。所得には不動産事業から得られる不動産所得や、山林事業から得られる山林所得がありますが、農業や漁業のような第一次産業や製造業、サービス業などはそれらに含まれない事業です。

収入というのは事業を行って得た売上で、そこから事務所の家賃や人件費、資料代や交通費などの必要経費を引いて残ったものが事業所得になります。ここから配偶者控除や医療費控除などの控除額を引いて、残った額に課税されるのです。これで事業をしている人が課税額を減らすため、経費を一所懸命に増やそうとしている理由がお解りになるかと思います。

税に関する記事を書くときはこんなサイトをチェック

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節税情報は、税理士ブログなどで

ライティングの構成、トピックをライター側で決める場合、どのような情報サイトで記事のテーマを拾えばよいでしょうか?まずお勧めなのは、税理士や公認会計士が書いているブログです。まめに更新しているブログなら、確定申告のように一定の時期に話題になるトピックについても触れられることが多く、この時期はこのような記事が求められるということを体感できます。

また利用者から実際受けた相談について解説されていたり、匿名ですが参考になる事例が載っていることも多いので、税金に関して皆が気にしているトピックが何かという傾向も解ります。実際に問題を解決するのは専門家の仕事ですが、記事を読むことで注意喚起となれば、あなたのライティングも役に立ったと言えるでしょう。

専門家や経理ソフト会社が運営している情報サイトでは、以下の3つがお勧めです。

・「知っ得! 節税教室」ベンチャーサポート税理士法人(http://www.vs-setuzei.jp
質問と回答という構成になっているので、コラム形式よりも何についてのトピックが解りやすい。惜しむらくは様々なトピックが渾然一体となっていること。右下にサイト内検索窓があるので、それを利用して目的のトピックを探しましょう。

・「わくわく財務会計・らんらん財務会計 仕訳&勘定科目辞書」株式会社ピクシス(http://www.lan2.jp/jisyo/topic.html
経理ソフトの開発会社が運営している情報サイトで、情報量や網羅している内容が幅広い。実務トピックコーナーには、改正に関するニュースも掲載されているので、ちょくちょく目を通しておきたいもの。また、税理士によるワンポイントアドバイスコーナーもあり、このサイト一つでほととんどすべてを調べることができるほど。ただ事業を行っている人向けの情報なので、経理知識が皆無だと何から見てよいのか迷うかもしれません。

・「総務の森」コクヨ株式会社(http://www.soumunomori.com/
ページトップにある「今月の主なスケジュール」を見ると、季節や時期にあった税関連のトピックが解るので便利。ニュース内の「コラムの泉」には専門家が寄稿しており、税関連だけではなくビジネス全般における情報を入手することが可能です。経理、総務担当者向けの相談フォーラムが充実しているので、掘り下げたトピックを見つけることができるかも。

確定申告の手順は、専門家執筆の情報サイトで

事業を行っている人でないと、上に紹介した専門家のブログを読んでもなかなか理解できない部分もあるかもしれません。手っ取り早く確定申告などの時期に必要な手順について書きたい時は、以下の2つの情報サイトを見てみましょう。

・「経営ハッカー」freee株式会社(https://keiei.freee.co.jp/2014/10/29/kakuteishinkoku-tejyun/
スモールビジネス向けクラウド会計ソフトfreeeが運営している、経理情報サイト。日常のちょっとした疑問を解決したり、話題のトピックを紹介するライフハック系メディアなので、文章も平易でとっつきやすい印象です。会社経営者だけではなく、個人事業主も対象にしているので、身近な印象で頭に入りやすいのではないでしょうか。

・「高橋克行税理士事務所」(http://www.taxtakahashi.jp/category/1551916.html
よくある税理士や会計士が展開している情報ブログなのですが、見出しのつけ方が論理的で、一目で内容が解りやすくなっています。表を使用して必要書類などを表示をしているので大変見やすく、文章でつらつらと書いてあるサイトに比べると、とても分かりやすい印象です。

見やすく解りやすい情報サイトを味方につけて

経理に明るくないライターが税金に関してのライティングを行う際は、専門家の執筆した情報サイトでトピックをピックアップ、公的なサイトで数字の裏付けをしましょう。