WEBライターの“相場”はいくら? 初めて外注する方へのアドバイス

WEBマーケティングにコンテンツは必要不可欠です。とはいえ、日々見込み客への対応などに追われている中で、コンテンツ作成まで手が回らないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そのようなとき、ふと「WEBライターを見つけて外注してみようか」と考えることはありませんか。もしも既にそのような状態であれば、今すぐこの記事を読み進めてください。いわゆる「相場感」をご説明すると同時に、WEBライター外注時に行うこと、その場合の注意点などをお伝えします。

1.WEBライターへ外注するときの相場

コンテンツ作成を外注したいと考えたとき、費用を安価に済ませたい、まずは相場を知りたいと考えるのは人情というものです。では、WEBライターの相場はいくらなのでしょうか。いくつかのパターンで調査しましたのでご参考になさってください。

1-1.いわゆる「クラウドソーシング」の安さを狙いたい

「クラウドワークス」や「ランサーズ」などのクラウドソーシングを利用したいと思われることはありませんか。このような場合、1文字当たり1~2円は想定しておくべきでしょう。

このような場では“破格値”と思われる相場での発注を見かけることがあります。たとえば、以下のような案件です。

図1

1文字当たり0.2~0.5円とあります。2,000文字×0.2円なら400円、2,000文字×0.5円でも1,000円で記事が手に入ることになります。しかしながら、応募者がいるかどうか、となると話は別です。同じ案件の応募者数を見てみましょう。

図2

残念ながら、ほとんど閲覧もされておらず、相談・応募もゼロという結果になっています。
また同様のライティング案件を見てみましょう。

図3

こちらは1文字当たり2.0~2.6円です。同じように応募者数をチェックすると

図4

と、閲覧数、相談・応募数ともに全く異なる反応となっています。恐らく先に示した0.2円の案件は契約が成立しないか、成立したとしても相手は「お小遣いが稼げれば」という程度の駆け出しライターでしょう。

つまり、最低でも1文字当たり1~2円を想定しておかなければ、応募すらないということにつながります。

1-2.クラウドソーシングでプロを探し出す

プロのライターに依頼する場合、最低でも1文字当たり3~8円を想定しておく必要があります。コンテンツ作成に欠かせないSEOの知識があったり、業界ならではのことを熟知していたり、インタビューができたりと、“付加価値”を持っている人たちです。

上のケースと同じく、クラウドソーシングサイトに掲載されていた「士業」の場合、次のような文字単価を掲げていました。

図5

このライターは、専門知識を活かしたライティング・リライトを得意としています。クラウドソーシングサイトでの受注率や顧客満足度が高く、そのサイト独自の判断基準で「プロ」と認定されています。

このような人に依頼するには、それなりの費用が必要であることは既にお気づきの通りです。

2.目に見える相場だけでは計れない「コスト」、5つのポイント

たとえば、希望する要件を満たすライターが見つかったとしましょう。さて、実際に仕事を依頼したとしても、ライターに支払うコストだけでは済まないのが外注です。

2-1.企画に取られる時間

いくら書く人を見つけてきても、その人に「何を書いてもらうのか」はサイト運営者が決めることです。

・使用するキーワード
・ペルソナ(誰に向けて書く記事なのか)の設定
・レギュレーション(記事作成の決まりごと)の作成
・記事納品のスケジューリング

これらのことを予め決めておき、ライターにわかりやすく伝達しなければなりません。SkypeやLINEなどを使い、テキストチャットや音声通話が必要な場合もあるでしょう。これらの時間もまた、会社が支払っているコストです。

2-2.修正依頼・検収に取られる時間

いくら詳しく練り上げた企画であっても、人と人との間にはどうしてもイメージ違いが起こります。また、伝え方・受け取り方(いわゆる相性・人の良し悪しではない)によって思ったようにコミュニケーションが取れないことも起こりえます。

対面せずに仕事を進めるとき、このような“溝”を埋める時間も必要となることがあるでしょう。

記事が上がってきたときに「少し違う」と感じられれば、修正して欲しい点を明確にし、書き直すよう依頼をする必要が生じます。また最終的なチェックをし受け取りの意志を示す作業(検収)も必要です。

この手間も、コストのうちと考えなければなりません。

2-3.複数のライターに外注するときは、手間が倍増

一気にコンテンツを増やさなければならないときこそ、WEBライターへの外注が必要となります。しかしながら、上記の手間暇がライターの数だけ生じることを覚悟しておかなければならないでしょう。

複数のライターから上がってくる記事のテイストが微妙に異なってしまうこともありますが、あからさまなレギュレーション違反ではない場合、担当者が“リタッチ”しなければなりません。WEBコンテンツ管理専任者でもない限り、この作業はとてもハードなものとなるでしょう。

2-4.源泉徴収の手間

法人が個人に原稿料やデザイン料を支払った場合、その対価(報酬)から源泉徴収を行い、残った金額を支払わなければなりません。この作業は総務課など金品を取り扱う部署の仕事かもしれませんが、

・納品された記事の文字数とその単価
・大幅な修正を依頼したとき費用を求められた
・ライティングに必要な書籍や雑誌の購入を認めた

など、支払額に影響する情報を取りまとめ、ライターとの間で擦り合わせをして当該部署へ申し送りするのも仕事のひとつです。

2-5.継続して依頼したい場合のコスト

コミュニケーションも円滑に進み、相互に仕事がやりやすいと感じたとき、継続して仕事を依頼したいというケースも出てくるでしょう。そういったときは、良好な関係を保つ工夫を講じなければなりません。

というのも、安心して仕事を任せられるWEBライターは他の会社とも取引していることも珍しくありません。単価次第では、他のクライアントの“お抱え”となり、仕事の依頼ができなくなってしまうこともあり得るのです。

別のライターと一から同じような関係性を築くには、無駄な時間がかかってしまいます。このような問題を避けるために、「他の仕事との兼ね合いはどうか」といった質問を定期的に投げかけ、報酬が他と比較して低いようなら単価アップを申し出、良い関係を保つよう心がける必要があるでしょう。

3.法的な問題にも注意が必要

本来、ライターへの外注は「文章」という成果品に対して対価を支払うのが一般的です。文字数カウントの手間を惜しんで安易に時給制にしてしまうと、法に触れる可能性があります。

必要以外の指示をする、ネットミーティングとはいえ定期的な“会議”に出席させる、社内で定めたコアタイムに合わせて仕事をして欲しいなど実質「指揮管理下」にあるとみなされれば、いわゆる「偽装業務委託」とされ、罰則の対象となることも考えられます。

相手はあくまで個人事業主です。社員ではないことに留意し、時給制は避けたほうが無難です。

【まとめ】

・WEBライターへの支払い+自身の手間=トータルコスト

さて、WEBライターの相場と、外注するにまつわる手間暇(=コスト)を考え合わせたとき、「やはり自分で書いたほうが」と思われたでしょうか?

いえ、もっと気軽な外注方法があります。弊社のような、WEBコンテンツ作成会社へ依頼するというものです。会社ごとに異なるニーズを見分け、必要と考えられるコンテンツの提案、ライターの選定、ライターとの間で発生する事務手続きなどを全て“丸投げ”できます。

一見「高い」と思われるかもしれませんが、ライターへ直接外注することで増える手間もコストと考えれば、無駄なお金ではないことをご理解いただけるでしょう。