「WEBカタログって作成するのが難しそう」と思っている人も多いのではないでしょうか。確かに、少しややこしそうですが、今は無料でしかも簡単に自作できるツールがあります。
実は最近、WEB上でショッピングをする人も増えてきたため、多くの企業が、WEBカタログの導入を進めています。それでもまだ導入していない企業のほうが多いため、今なら他の企業よりも先駆けて導入できるわけです。
WEBカタログは、コンテンツマーケティングの施策の一つとしても有効です。商品カタログを綺麗にわかりやすく見せることができれば、商品比較検討フェーズにある見込み客を惹きつけることができるでしょう。
今回は、誰でも簡単にWEBカタログを作れるツールを5つご紹介します。WEBカタログの導入を考えている人は、参考にしてみてください。
おすすめのWEBカタログツール5選
ここからはおすすめのWEBカタログ制作ツールをご紹介しましょう。
ebook5
ebookは一番選ばれているHTML5の電子カタログです。2011年にサービスが始まってから今に至るまで、12,000回以上使用されています。
Ebookは、HTML5という表示方法を使っているため、表示速度が爆速です。WEBカタログは、開くまでに時間がかかることが敬遠される理由の一つでしたが、ebookならストレスフリーでWEBカタログを閲覧できます。この表示速度の違いは、ユーザーが離脱するかどうかに大きく影響します。
特徴
特徴は、スマホからでも見られる電子カタログが3分で作成できるということです。実はすべての電子カタログがスマホから見られるわけではりません。電子カタログは、HTML5とフラッシュのどちらかで作成します。フラッシュで作成した場合、複雑なグラフィックを再現できますが、スマホからは閲覧できません。一方、HTML5はパソコンでもスマホでも見られます。スマホユーザーをWEBカタログのターゲットにしている場合、HTML5のツールを使うべきです。
ebookは、HTML5だからスマホユーザーにも対応可能。しかも、余計なインストールがいらないから、3分で簡単にWEBカタログができます。一番選ばれていると言われる所以がわかりますね。
価格
無料プランあり
Wisebook Cloud
Wisebook Cloudは、簡単にHTML5のWEBカタログを作成できるクラウドサービスです。PDF、DOC、PPT、JPEGの4つのフォーマットに対応。変換したデータは、スマートフォンやパソコンで閲覧できます。
特徴
WiseBook Cloudは、WEBカタログを作るだけのツールではありません。作成からデータの管理、配信までワンストップで利用できるサービスです。例えば、社内外の限られた人だけにカタログを送りたい場合、限定公開することができます。近年、WEBカタログは社外に配る目的だけではなく、社内用の資料としても使われるようになってきており、その需要を組み込んだサービスです。
また、ヒートマップも利用できます。ヒートマップとは、コンテンツ内で見られた箇所が色で表示される機能です。この機能を使うことで、コンテンツ内で何が見られているのか一目瞭然。それに合わせて、Google Analyticsと連動させて、訪問者数、ページ毎の閲覧数、滞在時間を取得することができます。
マーケティング担当者からすれば、作成から分析、改善までできるのでとても便利なツールと言えます。
価格
無料プランあり
mix paper
http://mixpaper.jp/page/about.php
電子書籍やWEBカタログの作成から配信まで一貫してできるツールです。作成したデータは、パソコンからはフラッシュをダウンロードしたブラウザ、スマートフォンは、標準のブラウザで閲覧できます。本を読むように、ペラペラとめくれるので紙のカタログに近い感覚で読めます。
特徴
WEBカタログや電子書籍の販売を考えている人は、とても便利に作成から配信までできます。サーバーはmixpaperのサーバーを無料で使えますので、別途の契約は必要ありません。
また、電子書籍にリンクをつけられるのも特徴の一つです。WEBカタログを作成してホームページ上に公開しても、SNSでシェアすることができません。Mixpaperを使えば、一つひとつにリンクを貼ることができ、SNSでの公開に効果的です。
価格
無料プランあり
My PAGE View
My PAGE VIEWは、大企業から中小企業にいたるまで様々な出版・販売などの業種で使われているWEBカタログ作成ツールです。WEBカタログの作成ツールだけではなく、その他の機能を併せ持っています。
特徴
1つ目の特徴は、Flash形式とHMTL形式どちらも扱うことができる点です。どちらも性能としては一長一短ですので、選択肢があることは一つのメリットです。
2つ目の特徴は、WEBカタログにリンクをつけることでSEO対策ができることです。本来WEBカタログを作成しただけでは、SEO対策にはなりませんでした。しかし、リンクをつけることによってGoogleが認識できるようにしています。その他にも、WEBカタログの機能として、付箋機能、メモ機能、全文検索、スクロールバー、拡大・縮小、切り抜き機能、動画埋め込みなど、読みやすさを向上させる機能が揃っています。
価格
¥10,000/1ヶ月〜
issuu
欧州発の電子カタログを無料で作って公開できる「issue」。無料でありながら、issueのプラットフォームを使うことができ、アクセス数の確認、外部リンクの設置、ショッピングカートの設置など必要な機能をすべて使うことができます。ここまでの機能が使えるプラットフォームはなかなかありません。
特徴
他のサービスと同様にブラウザ上で簡単にPDFをWEBカタログに変換することができます。海外のサービスなので言語の問題はありますが、実際に使ってみると直感的に操作できることがわかります。また、issueのプラットフォームを使ってWEBカタログの運用ができるので海外を視野に入れている人にはおすすめです。
価格
無料プランあり
WEBカタログを作るメリット
WEBカタログと言われても、なかなかメリットがわからないという人も多いと思います。確かに紙のカタログは親しみがありますが、WEBカタログにもメリットはありますよ。
メリット1:ホームページに掲載できる
経済産業省のデータによると2016年のB to CのEC市場は15兆円に到達しました。前年に比べて10%の伸び率です。消費が減っていると言われている中でも、これだけの成長率。今後もまだまだ成長してく余地は残されています。
このようにネットで買い物をする人は、企業のホームページへ訪問して何を買うか吟味します。もし、そこにWEBカタログがなければ、そのまま離脱してしまうでしょう。ホームページのない会社は信頼されないように、今後WEBカタログも同じように必要なインフラになっていきます。
なにより、ユーザーにとっては、いつでもどこでもカタログを見られるので、利便性がとても高いと言えます。
メリット2:展示会でかさばらない
2つ目のメリットは展示会で、かさばらないということです。展示会に行くと、出展者もゲストも、山のように資料を抱えていることがあります。帰り道が大変なことは想像難くないでしょう。
WEBカタログにすれば、その場で紙のパンフレットやカタログを配る必要がありません。その場でデータをお渡しするか、リンクを渡すだけで後から閲覧すればいいだけです。もしくは、後からカタログをメールで一斉送信なんてこともできます。
メリット3:印刷代の節約
企業側にとっても、印刷代の節約ができるというメリットがあります。ここ数年、無駄の排除、コスト削減、改善活動の名の下、経費を抑える動きがあります。紙のカタログはまさに絶好の改善の場。印刷代を抑えることで、コスト削減に繋がります。
WEBカタログツールまとめ
以上、5つのWEBカタログツールをおすすめしました。今後、WEBカタログの可能性は大きくなっていきますので、これから導入を考えている人は参考にしてみてください。